技術紹介

トップ > 技術紹介 > 接合関連

接合関連

接合関連


三ツ矢では様々な加工技術にて『治具』の製作も行なっております。治具をご使用の際に、対象物との位置決めを出す為のピンの提供も含め治具製作、ピン加工、ピン立てまで一貫して対応させて頂いております。

カシメ、スピンカシメ加工

カシメ加工は、圧入加工と比較すると、ピンの抜け落ちが発生しにくい固定方法です。対象製品に貫通孔を設けて、カシメピンを挿入後、裏側から押しつぶすことで固定します。スピンカシメは、インサートが回転しながら加圧するため、一般的なプレス式のカシメと比較して、余分な力を加えることなく、必要最小限の力で接合させることができます。そのためスピンカシメでは、寸法のずれも生じにくく、より高精度に接合することができます。

YAGレーザースポット溶接

YAGレーザー溶接では薄板や深く狭い領域の溶接に向いています。熱による影響が少なく歪みやクラックも抑えられ外観も抵抗溶接よりかは綺麗に仕上がります。金属の板を3枚一組で重ね合わせ溶接させたり、スポットで溶接させることによって強度を保たせることが可能です。厚さ0.2mmの板をスポット溶接した実績があり、板厚が薄いものでも強度な溶接が可能です。

抵抗溶接

溶接したい金属を「チップ」と呼ばれる電極を上下から挟み込んで加圧し、電極間に電流を流した時に発熱する抵抗熱によって母材を溶融します。電流を流し終えると自然と冷却されて再凝固するため、2つの金属を接合することができます。しかし、金属を適度に加圧して電流が通らなければ溶接できないため、電気が流れない被溶接材や抵抗が不十分な金属、厚板の被溶接材では用いることができません。

圧入加工

圧入とは、金属の接合加工の種類の中でも機械的接合と呼ばれる方法のひとつです。ナットやスペーサー、ピンといった部材を、金属板(鉄板・ステンレス板・アルミ板など)に加圧して挿入することで、穴側部材と差込み部材の両者が反発し合うように圧力を生じ、強く接合される固定方法になります。圧入加工は、ピン立ての中では一般的な方法でよく用いられております。

『設計書や仕様書がなくてもOK!』

設計・開発から、製造・検査までワンストップ
お客様のニーズにあわせ「品質」「コスト」「納期」を考慮し
最適な加工要素をご提案させていただきます。

電話受付時間
平日 8:30~17:30